尾下義男(おしたよしお)
危機管理アドバイザー- 経歴
- 1977年4月 東京消防庁入庁
2002年4月 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程入学
2004年3月 同大学院修了。(危機管理コース)学位修得。
2004年3月 同庁退職
2006年9月 精神対話学会 推奨論文賞受賞(以後毎回講演)
2010年4月 (株)アクション・ビュ― 懸賞論文 優秀受賞
「コンビナート災害と災害ストレス対策の考察」
現 在: 湘南医療大学・下田看護専門学校・いばらき防災大学講師、その
他茨城県市町村「防災コーディネイター」嘱託 全国各地で講演
活動(ハード&ソフト「両面」)
被災学・災害ストレス学を講義中。災害ボランティア養成・防災士養成研修及び国・自治体・民間企業組織等で講演活動中。特徴は、机上の空論を廃し、阪神・淡路大震災を原点に、東日本大震災・熊本地震の被災地へ赴き経験と実体験を主軸にクオリティを重視し、瞰図的(上から見下ろす)な防災対策ではなく、被災者(復興者)のレジリエンスに目を向け、一人ひとりの息遣いに視点を据えたボトムアップの実学を被災者住民の立場に立って実践的に提言する。防災・減災対策を人間科学として社会の融合と捉え、「悲観的に準備し、楽観的に対処する」を基点に、実践分野における知識と科学的理論を両輪に、実践的防災と危機管理対策の共同体を構築。災害リスクコミュニケーションを主軸に災害時や防災教育の身体化と対応・支援・協働のあり方を図り、「互教互学」の精神を大切にして、微力ながら減災社会の構築に努めて参る所存です。 - 講演テーマ
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★災害ストレスと心のケア
災害の定義と被災者及び救援者の精神的ストレス対策を実体験から解説します。
★わが町・我が家・我が町・企業の防災対策(BCP)
災害時は「自分(企業)の命は自分で守る」のが定説となっていますが、それだけでは命を守ることは不可能です。新鋭の防災対策を解説します。
★危機管理対策(ダメージコントロール)
災害・事故・犯罪によって、尊い人命や財産が失われる場合に自治体、企業等の組織が通常業務を越えて対策を講ずる必要があります。危機管理要諦の指標を分かりやすく解説します。
★思いやりの法則
私達の生活には迷いや心残りや不安がつきものです。そして、将来に不安を感じます。そこで人生の葛藤を乗り越えるためには、思いやりの心を育てることが必要です。具体例を挙げて解説します。 - 著書
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「消防職員の心の危機管理」近代消防
「災害ストレスマネジメント」東京法令出版
「災害から命を守る法則」hon‘sペンギン
「思いやりの法則」星雲社
「精神対話士という生き方」TAC
「あの日の私 東日本大震災99人の声」星雲社
「震災と心の復興」風詠社
その他、新聞、雑誌等多数取材・学術論文投稿。
公開日:2019年07月09日
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