藤川幸之助(ふじかわこうのすけ)
詩人・児童文学作家。日本児童文学者協会会員。- 経歴
- ■1962年生。長崎大学教育学部大学院修士課程修了。
■小学校の教師を経て、現在は認知症の母親の介護の経験をもとに、命や認知症を題材にした作品を作り続けている。また、認知症への理解を深めるため全国各地で講演活動を行っている(講演回数402回<2016年3月現在>)。
■長崎市立晴海台小学校校歌作詞作曲。
■著書をもとにNBC長崎放送が制作したラジオ番組「マザー・詩人藤川幸之助が綴った母との瞬間」が平成16年度民間放送連盟賞最優秀賞受賞,文化庁芸術祭参加作品となる。 - 講演テーマ
- 「支える側が支えられるとき-認知症の母が教えてくれたこと-」と題して、認知症の母や命に寄り添うことについて講演を行っています。認知症の母やそれを支えた父や私の後ろに広がる人生という物語を、詩の朗読を交えた講演です。認知症の母とそれを支える家族の心の葛藤、悲しさ、混乱、喜びを通して、多くの人たちに認知症という病気を理解してもらいたいと考えています。
- 著書
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『徘徊と笑うなかれ』(中央法規)
ポストカード詩集『命が命を生かす瞬間』(東本願寺出版)
詩文集『まなざしかいご 認知症の母と言葉をこえて向かいあうとき』(中央法規)
写真詩集『この手の空っぽは きみのために 空けてある』PHP出版
『手をつないで見上げた空は』(ポプラ社)
『満月の夜、母を施設に置いて』対談・谷川俊太郎 絵・松尾たいこ(中央法規)
『やわらかな まっすぐ』(PHP出版)
『君を失って、言葉が生まれた』(ポプラ社)
絵本『大好きだよ キヨちゃん。』(クリエイツかもがわ)
『ライスカレーと母と海』(ポプラ社)
『マザー』(ポプラ社)、CD版『マザー』(ポプラ社)
『こころインデックス』(教育出版センター)
等。
共著に『人間といういのちの相(すがた)〈4〉』(東本願寺出版)天童 荒太他、『私、バリバリの認知症です』(クリエイツかもがわ)、『長崎の童話』『熊本の童話』(共にリブリオ出版)等多数。 - メディア
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公開日:2017年04月07日
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