五木寛之(いつきひろゆき)
作家- 経歴
- 教職にあった両親と朝鮮各地に住んだが敗戦後、昭和22年福岡に引き揚げ、27年早稲田大学露文科に入学、5年後退学し以後、業界誌編集長、ラジオ番組制作、CMソングの作詞や放送台本の執筆などで活躍。40年ソ連・北欧を旅行し、41年「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞を受けたのをきっかけに、作家活動に入る。同年「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞受賞。以降新聞小説などを中心に多作し幅広い読者層を獲得。テレビ等にも出演し、ダンディーぶりにも人気があった。56年より休筆、京都の龍谷大学で仏教史を学び、60年から執筆を再開。鈴鹿国際大学教授、直木賞選考委員もつとめる。平成13年エッセイ「大河の一滴」が映画化される。また同年よりシリーズ「日本人のこころ」(全6巻,講談社)が刊行される。14年ベストセラーとなった「大河の一滴」「他力」「人生の目的」などから一部抜粋し、英訳したエッセイ集「TARIKI」が米国の季刊書評誌「FOREWORD MAGAZINE」のブック・オブ・ザ・イヤー精神世界部門ブロンズ賞に選ばれる
- 講演テーマ
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「林住期をどう過ごすか」
「励ましと慰め」 - 著書
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「人間の覚悟」
「人間の関係」
「遊行の門」
「大河の一滴」
「人生の目的」
「林住期」
「天命」 など
公開日:2012年10月23日
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