佐高信(さたかまこと)
経済評論家- 経歴
- 大学時代に学習院大学で久野収氏の哲学の講義を聴いて、批判精神のありよう、独り立ちすることの大切さを学ぶ。大学卒業後、昭和42年から5年半、出身地で高校教師を務める。
その後、東京に出て経済誌「現代ビジョン」編集長となる。
同57年、評論家として独立。いち早くリクルート問題や住友銀行をめぐる問題などを批判し、硬派ジャーナリストとして注目を浴びる。
また、“会社国家・日本のゆくえ”を鋭くえぐる辛口の評論でも知られる。私の社会を見る視点は、「人間が人間を支配することへの怒りです。人間を精神的に、奴隷のように使うことへの腹立ちです」と語る広い視野に立脚し、資料と事実を踏まえた切り口は定評があり、その先見性は注目されている。
また歯切れのよい評論で多くの読者を魅了している。 - 講演テーマ
- 「いま、日本を読む」など
- 著書
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『「民」食う人びと』
『葬送譜』
『日本企業の表と裏』
『佐高信の直球曲球』
『魯迅に学ぶ批判と抵抗』
『司馬遼太郎と藤沢周平』
『日本国憲法の逆襲』
『人間を読む旅』
『佐高信の政経外科』
『日本は頭から腐る』
『中坊公平への手紙』他多数。
公開日:2012年10月23日
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