阿刀田高(あとうだたかし)
小説家- 経歴
- 1935年 東京生まれ
大学では文学部仏文科に入る。
大学卒業後は、国立国会図書館に司書として勤務。
その後、軽妙なコラムニストとして多くのコラムを発表して著名となる。
1960年代の終わり頃から、“奇妙な味”の短編小説を書き始める。その独特のブラックユーモアが新しい領域を開く。
1978年 『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。
1979年 『来訪者』日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』第81回直木賞を受賞し、一躍注目を集めるようになる。
1995年 『新トロイア物語』吉川英治文学賞受賞
2003年 紫綬褒章受賞
日本ペンクラブ会長、直木賞選考委員。 - 著書
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『獅子王アレクサンドロス』(講談社)
『新諸国奇談』(講談社)
『ストーリーの迷宮』(文芸春秋)
『こころ残り』(角川書店)
『夜の風見鶏』(朝日新聞社)
『花あらし』(新潮社)など多数。
公開日:2012年10月23日
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