藤原正彦(ふじわらまさひこ)
お茶の水女子大学名誉教授/数学者/作家- 経歴
- 数学者として、また作家として大活躍中の大学教授。理学と文学という異なる分野で共に才能を発揮し注目を集めている。2005年出版の『国家の品格』は200万部を超えるベストセラーとなり、翌年の「新語・流行語大賞」に選ばれるなど、大きな話題となった。
1943年 満州国新京(長春)生まれ
父は作家の新田次郎、母は同じく作家の藤原てい
1966年 東京大学理学部数学科卒業
1968年 東京大学理学部数学科修士課程卒業
1972年 理学博士(東京大学)
その後、ミシガン大学研究員、コロラド大学助教授、お茶の水女子大助教授、ケンブリッジ大学客員教授を経て、1989年 お茶の水女子大学理学部教授に就任。
2009年お茶の水女子大学退官。現在、同大学名誉教授。
数学者以外に、作家、随筆家、評論家として活躍中。日本数学会、アメリカ数学会、日本ペンクラブ、日本エッセイストクラブ会員。 - 講演テーマ
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『日本のこれから、日本人のこれから』
『日本の心をとり戻す』
『国家の品格』
『祖国とは国語』
『21世紀を担う子供たち』 - 著書
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『名著講義』(文藝春秋:文藝春秋読者賞受賞)
『この国のけじめ』(文藝春秋)
『藤原正彦の人生案内』(中央公論新社)
『国家の品格』(新潮社)
『若き数学者のアメリカ』(新潮社)
『数学者の言葉では』(新潮社)
『遥かなるケンブリッジ』(新潮社)
『数学者の休憩時間』(新潮社)
『父の威厳 数学者の意地』(講談社)
『心は孤独な数学者』(新潮社)など。他にも研究論文等多数。
公開日:2012年10月23日
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