柳生博(やぎゅうひろし)
俳優(財)/日本野鳥の会 会長/コウノトリ ファンクラブ 会長- 経歴
- 1937年1月 茨城県に生まれる。
土浦第一高校から東京商船大学を中退、視力の低下により船長への夢を断念。
俳優座養成所に入所し、俳優として歩みだす。
1961年 今井正監督の東映映画「あれが港の灯(ひ)だ」でデビュー。
NHK朝のテレビ小説「いちばん星」の野口雨情役で一躍脚光を浴びる。以来、存在感のあるベテラン俳優として活躍。最近では、NHK「生きもの地球紀行」の出演及びナレーションを務めた。
私生活では、山梨県八ヶ岳南麓(大泉村)にアトリエを建て約30年余。荒れ果てた人工林を元からあったであろう雑木林に戻す為、広葉樹を中心に約1万本もの雑木を家族と共に移植し、その林を多くの人に開放し、年間10万人もの人々が訪れ心を癒している。
「生き物地球紀行」での世界各国のロケ取材を通じ、日本の里山 (田んぼ・集落・雑木林・小川と合わせて里山4点セット)の素晴らしさ、大切さを学ぶ。人も生きものもすべてが機嫌よく生きる「人間と自然の仲のいい風景」:花鳥風月の里山の重要さを訴え続けている。
現在、財団法人日本野鳥の会会長、コウノトリファンクラブ会長を務める。 - 講演テーマ
-
「森と暮らす、森に学ぶ」
「花鳥風月の里山」 - 著書
-
『柳生博の庭園作法』(講談社)
『森と暮らす、森に学ぶ』(講談社)
『柳生博 鳥と語る』(ぺんぎん書房)
公開日:2012年10月23日
カテゴリー: