行宗蒼一(ゆきむねそういち)
講演講師、日本語教師- 経歴
- 1943年東京生まれ。早大政経学部卒、NHK入局。アナウンサーとしてとくにFM放送のディスクジョッキー番組に力を入れ、プロデュースからトークまで担当、聴取率20%を記録して放送局長賞受賞。
1983年退局後は民放のTVワイドショー番組のレポーターや、現東京都知事、小池百合子氏とともにキャスターを務めるかたわら、経営コンサルタント通産大臣登録、中小企業診断士(専門、創造性開発)の仕事もこなした。さらに東京大阪の地下鉄をより便利に利用するための世界初“地下鉄のりかえべんりマップ”を考案、その画期的なアイデアが好評を博し運輸省・運輸政策審議会委員にも選任された。
その後もコンピュータデザインや番組企画に取り組みながら「学び」や「哲学」「活脳発想」のテーマでの評論、著述活動を展開し、早大オープンカレッジ(「学ぶとは何か、生きるとは何か?」など)や各種学校での講義、全国各地の講演などで日本人の心と脳の変革を説き続けた。
2002年7月、突如、未知の地スペイン・バルセロナに観光パスポートで潜入、ビザや居住場所を手に入れ翌2003年から正式にスペイン移住。彼の地では瓦版売りスタイルでバルセロナ・テレビ局の日本語放送を手伝ったり、日本語教室を開いたり、スペイン南部カディスで映画の主役俳優に挑戦したりなどしたが、2024年5月、80歳を超えて22年のスペイン生活に別れを告げ日本帰国、現在も山口県下関市に在住しスペイン人への日本語クラスを続けている。
東京に生まれて最初に覚えた言葉が「くーちゅー!(空襲)」。すぐさま疎開して静岡や四国各地を転々とし、小学6年に東京に戻るも、就職したNHKでまた下関、釧路、群馬、山形を渡り歩き、その後は千葉県から民放各局に通って、22年前に突然スペイン移住を決断。彼の地バルセロナでも数度の引っ越しをし、2024年5月帰国して今は下関。そのめまぐるしい遍歴の中から感じ学び取った衝撃の数々も交えて、楽しくなごやかにお話ししていきたいと思っています。 - 講演テーマ
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”不思議の国のフシギな言葉『ニホンゴ』”
”みんなあべこべ、日本とスペイン”
”ほんとうの学びとは何か?”
”未来をひらく、独創的発想法”
”日本の教育をどう変えるか” ・・・など。 - 著書
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『行宗発想翔び』(開発社)、
『NHKはもういらない』(三一書房)、
『東京地下鉄早わかりBOOK』(KKロングセラーズ)、
『超常識発想法』(かんき出版)、
『勉強っていやいやするもの?』(大日本図書)、
『活脳思考法』(ダイヤモンド社)など、
また雑誌「フロム A to Z」や「TOKYO ウォーカー」紙上で独創的な《面白マップ》を掲載しつづけた。また「脳みそのほんとうの使い方」(日科技連出版)が好評で、《ビギナーズ編》につづき《マスターズ編》も出版された。最近は無謀なスペイン移住の顛末を綴った『熟年夫婦のスペイン行き当たりばったり移住記』も地球の歩き方社より出版されている。
そのほか日本語の不思議に迫るブログも、日本語と英語で連載中(世界各国から約25万ビュー)。
日本語版は、「チガイがわかる・おもしろ日本語入門」。
https://note.com/1020souy1020
公開日:2024年10月10日
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