西村宏堂(にしむらこうどう)
アーティスト/僧侶- 経歴
- 1989年東京都生まれ。ニューヨークのパーソンズ美術大学(Parsons School of Design)に留学。卒業後ニューヨークでメイクアップアーティストのアシスタントとして経験を積み、独立。日本語、英語、スペイン語を操り、ミス・ユニバー ス世界大会やニューヨークファッションウィーク、ハリウッドの著名人などにメイクを行うなど、世界的に高い評価を得る。2015年に浄土宗の僧侶となる。その後、メイクの指導法を習得するため、ロサンゼルスのヘアメイク専門学校メイ クアップ・デザイナリー(Makeup Designory)で学び、卒業。メイクアップアーティストとして日本やアメリカなど、様々な国で活動する。同性愛者である自らの体験を踏まえ、啓発活動も行う。
メイクアップアーティストであり、僧侶であり、LGBTQの一員でもある独自の視点で「性別も人種も関係なく皆平等」というメッセージを発信。ニューヨーク国連本部UNFPA(国連人口基金)、イェール大学、スタンフォード大学、増上寺などで講演したほか、LGBTQフレンドリーメイクセミナーの開催や、全日本仏教会と共に仏教の平等思想を示すレインボーステッカーを作成するなど、活動は多岐にわたる。NHK、米 CNN、英BBCをはじめとする国内外のメディアに取り上げられ、 Netflix「Queer Eye」にも出演。2021 年に米TIME誌「Next Generation Leaders(次世代リーダー)」に選出され、2022年のNHK紅白歌合戦ではゲスト審査員を務めた。
2020年に日本語の著書『正々堂々私が好きな私で生きていいんだ』、2022年に英語の”This Monk Wears Heels ”を出版。ドイツ語、フランス語、エストニア 語、スペイン語、イタリア語にも翻訳され、さらにヘブライ語、モンゴル語でも出版予定。 - 講演テーマ
- 「性別も人種も関係なく皆平等」 他
- 著書
- 2020年『正々堂々私が好きな私で生きていいんだ』
公開日:2023年10月20日
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