高野進(たかのすすむ)
東海大体育学部准教授/日本陸上競技連盟強化委員長- 経歴
- 1961年静岡県生まれ。東海大学体育学部卒業、同大学院修了。1982年、ニューデリーのアジア大会において400mで見事優勝を果たす。以後、ソウルのアジア大会400m、北京のアジア大会200m(200mで日本人初めての金)と3回連続「金メダル」に輝く。1988年のソウル五輪では、日本人初の45秒の壁を破る44秒90の記録を出したものの決勝に進めず、その後、計算された画期的なトレーニング方法を実践し、30歳で44秒78をマーク。さらに、1991年に東京で開かれた世界選手権で、日本人としては59年ぶりに決勝に進出し、マスコミの話題をさらう。1992年バルセロナ五輪で400メートル8位に入賞する健闘を見せ、日本国中のファンを釘づけにした記憶はまだ新しい。未だ400m日本記録は破られていない。
現在は、東海大学体育学部で助教授を務めながら、後進の指導にあたる。
1988年神奈川文化賞、1989年日本陸連岸記念賞を受賞。
2003年の世界陸上では、愛弟子である末續慎吾選手が200mで銅メダル獲得。
■主な競技暦
世界選手権大会 400m 83年・87年 二次予選進出、91年 7位入賞
オリンピック 400m 84年・88年 準決勝進出、92年 8位入賞 - 講演テーマ
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「日本一速い男・高野進の世界
短距離“1秒を競う”男の生きざま 」 など
公開日:2012年10月23日
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