濱本良一(はまもとりょういち)
公立大学法人・国際教養大学グルーバルスタディズ学課 教授- 経歴
- 名古屋市生まれ。
1976年3月 東京外国語大学外国語学部中国語科卒。
1976年~2011年まで讀賣新聞 記者。
同社ジャカルタ特派員(1985年~87年)、フィリピン民衆革命を取材。
上海特派員(1987年~88年)
北京特派員(1988年~90年)=天安門事件を取材。
香港支局長(1993年~97年)=香港返還を取材。
中国総局長(2001年~04年)
米カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズム大学院・讀賣講座・非常勤講師(07年1月~同5月)として日本の東アジア外交を講義(英語)。
讀賣新聞調査研究本部主任研究員(04年~07年)、同論説委員(中国・アジア担当)(07年~11年)、11年10月 退職。
公立大学法人・国際教養大学(秋田市)東アジア調査研究センター・副センター長・教授(12年1月~14年3月)、グローバルスタディズ学科・教授(2014年4月~現在)
21世紀の覇権国家にならんとしている中国の現状を読み解く。習近平長期政権の先行きと中国の未来は?トランプ米政権と中国との貿易戦争はどう結着するのか。次世代の情報通信技術の覇権を巡る米中の壮絶な争いは長期化を避けられないーーなどいまホットな話題の国際テーマの本質を知りたい人に最適です。台頭する中国とビジネス関係にある経営者向けの日中政治・経済分析も行います。元ジャーナリストとしての分析力と大学での研究結果を駆使・統合したユニークな視点を皆様に提供します。 - 講演テーマ
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①米中貿易戦争・テクノ覇権戦争の現状と先行き、
②中国(共産党)の将来と習近平体制の行方、
③日中関係、
④中朝・中露関係など。
現代中国絡みのテーマはすべてOK。
共同通信社主催の講演会(18年10月に長野県上田市、19年2月に山形県鶴岡市でそれぞれ米中関係など)で講演している。 - 著書
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単著
『「経済大国」中国はなぜ強硬路線に転じたか』(ミネルヴァ書房、2012年)、『習近平の強権政治で中国はどこへ向かうのか』(ミネルヴァ書房、2014年)、『世界を翻弄し続ける中国の狙いは何か』(ミネルヴァ書房、2017年)。
共著
『中台危機の構造』(勁草書房、1996年)、『中国は何処に向かう?』(蒼蒼社、2001年)、『グローバル化時代の中国』(日本国際問題研究所、2002年)など。
訳書『銭其?回顧録』(東洋書院、2006年)など。
中国・朝鮮半島問題を扱う月刊『東亜』で2010年4月より「中国の動向」を毎月連載中。月刊『中央公論』、同『改革者』、同『エルネオス』などでも記事・論文を発表している。
公開日:2019年02月25日
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