小池澄男(こいけすみお)
東京家政学院大学名誉教授- 経歴
- 東京家政学院大学教授
同 文化情報学科主任
同 情報処理センター長
同 学生部長
同 副学長
同 大学院人間生活学研究科長 を経て
現在 東京家政学院大学名誉教授
永年大学で研究と教育を行ってきましたが、社会人の方や一般の方を対象に、啓発、啓蒙という形で社会貢献したいと考えています。
講演では、必ずパワーポイントを使用し、写真や映像、音楽などを取り入れて聴衆の皆様に分かりやすく楽しく聴いていただけるよう努力しています。 - 講演テーマ
-
【哲学の勧め】
文明の高度化と社会の複雑化によって、現代社会は様々な困難な問題に直面している。その根源的な原因は、人間とは何か、幸福とは何か、また人間にとって何がもっとも大切なのかという「哲学」が喪失していることである。かつて哲学は「万学の女王」であり、真理を探究することであった。しかしながら、カネ・モノ・名誉・権力を追求する現代社会において「哲学」は無用の学問とされているようである。今こそ「哲学」を復興、復権させなければ人類の未来はないと考える。このような観点から問題提起をしたい。
【社会心理学の必要性】
社会心理学は、社会と人間の関係についてさまざまな側面から因果法則を求める科学である。さまざまな社会的場における人間の行動と心理について、具体例を挙げながら示したい。また、文明の発達が人間を疎外する現実について考えたい。そして、社会心理学の研究成果がビジネスの場においてさまざまに応用されていることなども紹介し、私たち自身の問題として考えていただく機会としたい。
【生活のQOL】
QOLとは本来医学の世界で生まれた概念であるが、現代では私たちの「生活の質の向上」という意味で使用されている。衣・食・住を中心に、生きがいや幸福など心の問題も含めてQOLについて考える。
【生活の情報化】
「情報」の概念は昔から存在するが、機械文明の急速な発展、特にコンピュータやネット、携帯電話の発達と普及によって私たちの生活は一変した。
だが、「生活の情報化」はそれのみではない。情報とは何かという観点から、現代社会における生活全般の情報化について具体例を挙げながら解説する。 - 著書
-
単著:高度情報社会、新・情報社会論、社会と人間
共著:ビジネス情報活用、ビジネスデータ解析、情報処理 等
論文:情報関係、心理学関係論文多数 - メディア
- ラジオ出演(ニッポン放送)
公開日:2018年01月05日
カテゴリー: