上田早苗(うえださなえ)
(有)レッツインターナショナル 代表取締役- 経歴
- 大学卒業後、星条旗新聞社勤務。その後、2年間イギリスに遊学。帰国後、
外資系商社で秘書をした後、日本語教師としてスイス、アメリカ、香港、タイなど13年以上の海外勤務を経験。
また在スイス時代(約6年間)、日本人補習校の主任として勤務すると同時に、バイリンガルの3歳から13歳までの子供の日本語幼稚園を約5年間主催。
平成4年(1992年)に(有)レッツ日本語教育センター(現,レッツインターナショナル)を設立。外国人向け日本語教育を手がけ、国内外の日本語教師養成、専門学校、大学への日本語教育に携わる。
平成9年(1997年)にフリースクール「上田学園」を開校。不登校や引きこもりなど、生き方に悩む子供たちの教育に打ち込むかたわら、テレビ、ラジオや海外講演を通して教育の問題点を提言している。
平成27年(2015年)日本語を教える外国人の学生達(研究者、ビジネスマン等)を通し、またフリースクールの日本人学生を通し気付かされた色々な問題点を21世紀の教育に反映させたいと考え、教育アドバイザーとして本格的に仕事を開始。
私は40年近く、世界中の学生に日本語を教えております。同時に18年近くフリースクールも運営してまいりました。
フリースクールを開校した当初、学生達は生き方に悩み、何をしていいか分らず、動けなくなっておりました。そんな子供達を見ていたご両親は「生まれて来てくれただけで、感謝しているんです。」という方が多かったように思います。
しかし、21世紀になり、家庭環境も教育環境も大きく変わり始めました。そんな時代を生き始めた子供達は、その狭間で悩み苦しみもがく前に諦め、その絶望感に本来の自分を捨て去っているように思います。
現代は考えている以上に世界が身近になり、動きさえしたら何かを手に入れられる時代になりました。しかし、大きく羽ばたくことを諦め、目の前の出来事に右往左往する若い人達を見るにつけ、もっともっと大きく羽ばたける人材なのにと、残念に思うことがしばしばです。
若い人達は世界の宝であり、日本の宝です。そんな大切な子供達や若者達のために微力ながら、色々な国の色々な学生や社会人に日本語を教えてきた中で感じたこと。フリースクールの学生達から気付かされたことをお話することで、彼らが大きく前進するきっかけになって下さればと、考えております。 - 講演テーマ
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「親と子の距離の取り方」
「親の仕事、子供の仕事、教師の仕事」
「引き算の教育」
「フリースクールから見た教育の歪み」
「競争をやめたら子供は伸びる」
「子供の 外の顔、内の顔」
「フリースクールを通して考える現場の教育」
「子供のSOSの見抜き方」
「学生は何を学んで卒業していくか」
「世界に通用するための教育とは」
「留学の意味と意義」
「仕事を勝ち取っていくとは」
「子供を引きこもりにさせないために」
「学校が出来ること、親が出来ること、社会が出来ること」 etc
日本・海外の教育・引きこもり・不登校・仕事等をテーマに教育問題を講演・講義 - 著書
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対談記事:
・フリースクール取材記 村上龍×上田早苗
・NHK出版 JMM Vol.9
インタビュー記事:
・「ヒューマン教育研究16号 特集: 気配り」秘書サービス接遇教育学会発行
・「月刊フィランソロピ-no.310 特集: 子供の学びを支える人達」社)日本フィランソロピ-協会
・「インベストライフ 座談会:教育と投資に共通するもの」I-Oウェルス(株)
寄稿記事:
・岩手県立総合教育センター発行 教育研究岩手
執 筆:
・「骨太の子育て」すばる舎
・「子供を自立させる親、させられない親」実務教育出版 - メディア
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マスコミ出演
・むさしのFM 市民の会
・TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」
・日本放送「ドットコム・マネー塾」
・NHK BS-1 特別番組 インタネットディベート
・フジテレビ「報道2001」、「ニュースJapan」
・MXテレビ「Tokyo Boy」
公開日:2015年06月08日
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