山下惣一(やましたそういち)
農民作家- 経歴
- 21世紀のわが国農業のあり方を考え、提唱する農民作家。1936年佐賀県唐津市生まれ。中学卒業以来、農業に従事。農作業のかたわら、自らの暮らしに根ざした小説や農業問題をテーマにしたルポを数多く発表する。
■職歴・経歴
農家の長男として生まれ、中学卒業後、なかば強制的に家業を継がされる。
家出を企てたこともあったが、その後は積極的に農業に取り組み、かたわら農民ジャーナリスト、作家として筆をとる。
山形県川西町の生活者大学校(劇団こまつ座主宰)教頭、農民連合九州・共同代表、アジア農民交流センター代表などを務める行動派農民作家。身(からだ)と土(いのち)は一体である。人間は、その土地で育ったものを食べて生活するのが最善とする、“身土不二”(しんどふじ)という考え方を主張。
生産者の視点から鋭い提言を続ける。
1969年『海鳴り』で第13回農民文学賞、1979年には『減反神社』で第27回地上文学賞を受賞。 - 講演テーマ
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「病気大国ニッポンを考える 食と農と健康の行方 」
「どうなる農業、どうする農(山)村 」
「どこへ行く日本の家族 21世紀の共生社会を考える」
「世界30カ国を視察して 国際化の中の日本農業と農村 」
「自然・環境・人間 もっと、大切にしたい足下の自然」 - 著書
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『惣一じいちゃんの知っているかい?農業のこと』(家の光協会)
『直売所だより』(創森社)
『百姓が時代を創る』(七つ森書館)
『農業に勝ち負けはいらない!』(家の光協会)
『農から見た日本』(清流出版)
『食べものはみんな生きていた』(講談社)
『ザマミロ!農は永遠なりだ』(家の光協会)
『農業のモノサシ』(創森社)
『産地直想 』(創森社)
『農の時代がやってきた』(家の光協会)
『身土不二の探究』(創森社)
『タイの田舎から日本が見える(人間選書197)』(農山漁村文化協会)
『農家の主より消費者へ』(家の光協会)
『村に吹く風』(新潮社)
『ひこばえの歌』(家の光協会)など多数の著書がある。
公開日:2012年10月23日
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