豊竹咲甫大夫(とよたけさきほだゆう)
人形浄瑠璃文楽座 太夫- 経歴
- 二世・鶴澤道八の孫として生まれ、8歳で豊竹咲大夫に入門、咲甫大夫を名乗る。11歳の時『傾城阿波の鳴門』で素浄瑠璃の初舞台。以来文楽座の太夫として、東京・大阪両国立劇場をはじめ、全国的な舞台活動を展開している。また従来の「太夫」の枠にとらわれず、各界の若手表現者達とのコラボレーションや大学での講演、小学校でのワークショップ、海外公演、テレビ出演、執筆活動などを通して人形浄瑠璃や地域文化の伝承・啓蒙活動につとめる。
主な舞台に2001年明治座特別公演「伝統芸能の若き獅子たち」(監修:梅若六郎)、2002年サントリーホール「旬 翔ける」、2003年アートスフィア東京「傅~未来へ」、2004年JAL音舞台「薬師寺」ナレーション。2002年より集英社「月刊すばる」に「サキホ風」を連載。東京音楽大学特別講師。大阪成蹊大学非常勤講師。大阪市立高津小学校にて文楽教室をもち、大阪市立南小学校にて「地域文化」ボランティアティーチャーなどを努める。最近の講演に中西玲人総合演出「伊曾保物語」がある。 - 講演テーマ
- 「文楽入門」
公開日:2012年10月23日
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