今一生(こんいっしょう)
フリーライター、編集者- 経歴
- 1965 年、群馬県生まれ。千葉県立木更津高校卒。早稲田大学第一文学部除籍。
コピーライターを経て、1990 年 10 月からフリーライター&編集者。
1997 年、親から虐待された人たちから公募した手紙集『日本一醜い親への手紙』3部作を Create Media 名義で企画・編集。「アダルトチルドレン」ブームを牽引し、芥川賞作家・村上龍 氏から対談を申し込まれる(※対談集『最前線』に収録)。
1999 年、被虐待児童と DV 妻が経済的かつ合法的に自立できる本『完全家出マニ ュア ル』(同) を発表。そこで造語した「プチ家出」は流行語に。
その後、家出できない被虐待経験者を取材し続け、彼らに自傷・自殺未遂の経験者が多い ことから 15 年以上、300 人に上る自殺経験者と付き合い、『生きちゃってるし、死なないし リ ストカット&オーバードーズ依存症』(晶文社)などの本を発表。
一方、自殺の誘因となる社会的課題をビジネスの手法で解決する「社会起業」(ソーシャルビジネス)の取材を続け、日本初の「47 都道府県別・社会起業家リンク集」を作成。
2007 年、東京大学で自主ゼミの講師に招かれ、1 年間、社会起業を教える。
2008 年 7 月、『社会起業支援サミット』を早稲田大学で開催。全国から社会起業家 10 団体と市民 300 人を動員し、社会起業家の 認知向上を支援。
2009 年は全国の学生に地元開催を呼びかけ、翌 年 4 月までに 27 都道府県で実施。
2011 年 3 月 11 日以後は、地方自治体や日本財団など全国各地でソーシャルデザインに関する講演を精力的に行う。
2017年、20年ぶりにCreate Media 名義で編集した『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』(dZERO)を発表。
子ども虐待防止のノーギャラ講演会を全国18か所の市民からのオファーで実施。
2018年、虐待サバイバー×市民×政治家を集めて新しい虐待防止策を作り出す画期的なイベント『子ども虐待防止策イベント』を東京大学でプロデュース。
2019年、『子ども虐待防止策イベント』を東京・町田・名古屋・大阪・福岡の全国5か所でプロデュース。
2020年、ドイツの世界的ベストセラー小説『スターウォーカー』の解説を執筆。
11~12月、子ども虐待防止策イベントを全国7か所でプロデュース&出演。
11月、『子ども虐待は、なくせる 当事者の声で変えていこう』(日本評論社)、発表。
2021年6月、『よのなかを変える技術~』の中国語版が中国で発売。
『子ども虐待防止策イベント』を全国7か所でプロデュース。
日本では、30年以上、子ども虐待の相談件数が増え続け、一度も減っていません。
しかも、今日では30年前の約200倍に増加し、15歳未満の子どもが年間350人以上、虐待死で命を失っており、15歳以上の死因1位は自殺です。
こうした深刻な虐待を放置してしまえば、少子化が進み、内需は縮小し、ビジネスにも大きな影響が出ます。
では、どうすれば、子ども虐待を止められるのか?
それは、実際に虐待された当事者のニーズをふまえた「新しい虐待防止策」を公民連携で作り上げること。 - 講演テーマ
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★地元で市民が誰でもできる「子ども虐待防止アクション」
★日本の子ども虐待に関する基礎知識(公式統計と関連法)
★子ども虐待防止にとって必要な政策とは何か?
★虐待サバイバーが望む「新しい虐待防止策」 - 著書
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●『子ども虐待は、なくせる』(日本評論社)
●『日本一醜い親への手紙』(dZERO ※Create Media名義)
●『「死ぬ自由」という名の救い』(河出書房新社)
●『よのなかを変える技術 14 歳からのソーシャルデザイン入門』(河出書房新社)
●『社会起業家に学べ!』(アスキー新書)
…など、多数
公開日:2013年07月05日
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