加藤正樹(かとうまさき)
一般財団法人 食品産業センター (出向先)- 経歴
- 【略歴】
1976年 大阪大学工学部醗酵工学科卒業。
日清食品株式会社入社
総合研究所商品企画課にて勤務。
食品開発部、企画室、法務課、法務部を経て、
2008年 日清食品ホールディングス株式会社 知的財産部長。
2013年退職。
同年、一般財団法人 食品産業センター技術環境部 勤務。
世界食となったインスタントラーメンの歴史から”知的財産戦略”の本質に迫る!
企業にとって「ヒット商品」を生み出すことは容易なことではありません。これから知財活動を始める中小企業から、すでに積極的に知財活動を行っている中小企業の経営者、知財担当者、研究者および自治体関係者等を対象に、インスタントラーメンを世界の食品にした日清食品ホールディング株式会社で知財部門を長年牽引してきた経験をもとに、「ヒット商品」の舞台裏にあった知財戦略を分かり易く説明します。この業界で40年の豊富な経験と情報、インスタントラーメンの産業の発展と知的財産権の歴史の「生き字引」として、国内海外で講演活動をしています。
【講演実績】
富士通、パナソニック、NEC、東芝テック、三重大学、龍谷大学、同志社大学、早稲田大学、鹿屋体育大学、経済産業省経済産業局、産業技術センター、商工会議所、弁理士会、発明協会、工業系高校、国際交流基金サンパウロ日本文化センター(ブラジル)、その他多数 - 講演テーマ
-
◆ヒット商品に学ぶ知財戦略“ヒット商品の舞台裏”
ユニークな技術を創出、製品化し、その商品がヒット商品となるには、容易ではありません。また、それを支える知的財産戦略は、企業の経営者や技術開発担当者にとって極めて重要であり、具体的な活用の手法が模索されています。日清食品株式会社のヒット商品である、インスタントラーメンの開発・成功秘話についてわかりやすく説明いたします。
◆ヒット商品に学ぶ知財戦略
20世紀最大のヒット商品と言われるインスタントラーメンの開発秘話と知的財産について、具体的な事例を交え「ヒット商品」の舞台裏にあった知財戦略についてわかりやすく説明します。
◆日本が生んだ世界食インスタントラーメン~その歴史から見える知財戦略
知財戦略とは何か?今、日本の技術力の再生に期待が込められています。インスタントラーメンが世界的な産業になりえたのは何故なのか?半世紀の歴史をたどりながら、知財戦略の本質を解明いたします。
◆知的財産教育講演会
チキンラーメン誕生の経緯、創業者「安藤百福」のインスタントラーメン開発への情熱、日清食品オリジナル商品や宇宙食の開発などの内容を、スライドを交えたクイズ形式でわかり易く説明いたします。身近なインスタントラーメンですが、ただ食べているだけでは気づかないこともたくさんお話しさせていただきます。中高生向け内容です。
その他 多数 - 著書
-
【主な著書】
・知財研フォーラムAUTUMNVOL.95
「日本が生んだ世界食―インスタントラーメン―その歴史と知的財産戦略」
・明日の食品産業「日本が生んだ世界食インスタントラーメン」
・特許Q&A大全集<医薬編>(㈱情報機構)(共著)
公開日:2013年06月24日
カテゴリー: