奥村彪生(おくむらあやお)
神戸山手女子短期大学教授・料理研究家- 経歴
- 万葉びとのたべもの”復元など伝承料理の研究で知られる大学教授
昭和12年1月生まれ。和歌山県出身。近畿大学理工学部。伝統食、民族料理、食文化研究の第一人者として知られる。相愛女子短期大学講師を経て、現在は神戸山手女子短期大学生活学科教授。
●職歴・経歴
土井勝料理学校教務主任として日本の伝承料理・食文化の研究を深めるとともに、数多くの優れた料理人を世に出す。また「道楽亭」(奈良県香芝市)の主人でもある。
国際交流基金から派遣されてヨーロッパにおもむき、多くの国々の主婦たちに日本の「家庭の味」を紹介するなど食文化を通した国際交流の促進にも貢献する。
また平成3年には、長屋王邸跡(ながやおうていあと)から出土した木簡から万葉びとたちの生活や食事を分析、“万葉のロマン”を復元したとして大きな話題を呼ぶ。
新聞や雑誌、テレビに登場することも多く、広く全国のお茶の間でも高い人気をもつ。日本風俗史学会理事。
“奥村彪生の食文化論”“わが国の食文化と美健賢食のすすめ”などのテーマのもと、健康で、長寿となるための食生活のあり方や、長寿の秘訣、“ぼけ”にならないための食生活や健康づくりなど、高齢化社会への移行にともなう世の関心事について分かり易く、楽しく語る。 - 講演テーマ
- 「奥村彪生の食文化論 わが国の食文化と美健賢食のすすめ」
- 著書
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「日本の食べ物」
「日本料理秘伝集成」
「復元万葉びとのたべのもたべもの」
「健康野菜料理」
他多数
公開日:2012年10月25日
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