
今一生(こんいっしょう)
フリーライター、編集者
- 経歴
- 1965年生。千葉県木更津高校卒、早稲田大学第一文学部除籍。
コピーライターを経て、1990年からフリーライター、編集者。
1997年、親に虐待された当事者の手記集『日本一醜い親への手紙』3部作をCreate Media名義で編集、文庫版も含め30万部のベストセラーに。
1999年に被虐待児童とDV妻が経済的かつ合法的に自立するための支援本『完全家出マニュアル』(同)を発表。そこで造語した「プチ家出」は流行語に。
自殺について15年ほど取材し、問題提起型のジャーナリズムではなく、解決事例をシェアできる仕事のあり方に変更。
社会問題を解決する社会起業家やソーシャルデザインの取材を重視し、2007年に東京大学で自主ゼミの講師としてソーシャルビジネスを1年間毎週教える。
また、NPOの活動を広報するために本を商業出版を支援するコンサルティングや、ソーシャルビジネスを応援する広報戦略コンサルティングも手がける。
《公式サイト》www.createmedia.co.jp
現代日本には、さまざまな社会的課題があります。
その多くは、政治や行政が解決できず、放置されてきた問題です。
そこで、政治や行政に任せず、ふつうの市民がビジネスや知恵を使って、新しい解決モデルを作り始めています。
経産省が2009年度に三菱UFJリサーチ&コンサルティングに調査を委託した報告書によると、国内のソーシャルビジネスの潜在市場は34兆~81兆円。
日本の1年間の国税による歳入額(一般会計)は約45兆円なので、民間のソーシャルビジネスによる社会問題の解決市場は国家予算に匹敵するのです。
これは、不況打開の鍵が、社会起業家を育てたり、協働することから始まることを示唆しています。
まだソーシャルデザインを知らない方、あるいはソーシャルデザインをもっと多くの人に知ってほしいNPOなどの団体の方は、ぜひお声かけください。 - 講演テーマ
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●ソーシャルデザインの現在 ~社会問題を解決する仕組みを知ろう
●誰も手をつけない社会問題を解決する ~日本のソーシャルアントレプレナー
●新聞・テレビに取材される技術 ~マスコミ0円広報術 - 著書
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『生きちゃってるし、死なないし リストカット&オーバードーズ依存症』(晶文社)
『死ぬ自由という名の救い ネット心中と精神科医』(河出書房新社)
『社会起業家に学べ!』(アスキー新書)
『ソーシャルデザイン50の方法』(中公新書ラクレ)
『子どもたちの3.11』(学事出版)
『奪われた性欲』(マイコミ新書)
…など多数。
公開日:2013年07月05日
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