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佐藤義久(さとうよしひさ)

福島大学 特任教授 足利大学 特任教授
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ジャンル
環境・科学, 科学
専門分野
風力発電、再生可能エネルギー、電力システム、パワーエレクトロニクス
出身地・ゆかり
山梨県、東京都、福島県、栃木県
講演料金の目安
50万円以下

※講演料金はおおよその目安となりますので、詳細は直接お問い合わせください。

経歴
【学位論文】:「電磁力平衡コイルを用いた電力貯蔵に関する研究」(東京工業大学,1998年3月)
(要旨)風力発電、太陽光発電などの再生可能エネルギーによる変動電力を大量に電力系統に連系させる為には電力貯蔵装置が必要となる。電力貯蔵の必要性、各種電力貯蔵装置の比較検討を行い、各種電力貯蔵装置の中から、超電導電力貯蔵装置(SMES:Superconducting Magnetic Energy Storage System)の可能性、将来性に着目し、研究開発を行った。超電導コイルとして向心力とフープ力がバランスし、大容量機に向いている電磁力平衡コイル(FBC:Force Balanced Coil)に着目し、小型実験装置を設計・製作し、各種実験を行い、超電導電力貯蔵装置としての可能性を理論的および実験的に検証した。

【職 歴】
1976年4月(株) 東芝 入社、重電事業本部 火力発電事業部 核融合開発部所属、火力発電システムの電気
機器設計担当、その後、核融合、加速器、超電導、新エネルギー発電などのナショナルプロジェクトを担当
し、加速器担当時(主任~課長時代)は開発プロジェクトマネージャーとして新規事業の立ち上げを行った。その後、新エネルギー技術開発部長、電力品質部長、電力建設部長、電力技術管理部長を経て2003年3月退職(定年扱い早期退職)
2003年 4月~2015年 7月 大同大学 工学部 電気電子工学科 教授
2015年 9月~2015年 12月 東京工業大学 原子炉工学研究所 特任教授
2016年 1月~2017年3月 東京工業大学 グローバル水素エネルギーユニット 特任教授
2017年 4月~現在   福島大学 共生システム理工学類 再生可能エネルギー寄附講座 特任教授
(兼)足利大学 大学院 工学研究科 特任教授

【専 門】
最先端電磁機器の開発、新発電システム、電力システム工学、パワーエレクトロニクス、超電導電力貯蔵、再生可能エネルギー{小型風力発電システム(流体解析、実験、発電機の開発)、太陽電光発電、バイオマス発電}の実用化研究、形状記憶合金エンジンを用いた低温排熱回収型新発電システムの研究開発、水素エネルギー社会の実装研究

【所属学会】
電気学会、日本風力エネルギー学会

【主な受賞歴】
(1)電気学会 論文賞(平成12年5月),受賞論文;“超電導磁気エネルギー貯蔵用電磁力平衡
コイルの実験”,電学論D,118巻3号,平成10年(pp.402-409)
(2)電気学会 著作賞(平成15年5月),受賞著書;“図説 電力システム工学 電気をつくる・
送る・ためる!”,丸善,2002年8月
(3)日本工学教育協会賞(平成18年7月),論文・論説賞;“地域からの依頼に対する提案体験型教育の試みとその評価”,工学教育(J. of JSEE),53-5(2005)pp.101-106

【主な社会活動】
【内閣府 関係】
総合科学技術会議 評価調査専門委員会 外部委員(2011年10月~2012年9月)
(高効率ガスタービン、石炭ガス化、CO2分離・貯留、IGCC,IGFC)
  総合科学技術会議 評価調査専門委員会 外部委員(2015年10月~2016年3月)
(高効率ガスタービン、石炭ガス化、CO2分離・貯留、IGCC,IGFC)

【経済産業省】
福島沖洋上風力発電システム 総合技術委員会 委員(2018年4月~)

【学会関係】
(1) 電気学会
1998年4月~2003年3月 新エネルギー・環境技術委員会 1号委員
2000年度 調査理事代行
2001年度 調査担当副会長代行
2002~2003年度 東京支部長代行
2009~2011東海支部評議委員
(2)日本電機工業会(JEMA)総合技術委員会 幹事会委員(1998年4月~2003年3月)
(3)雑誌OHM編修委員(1998年4月~2003年3月)
(4)日本電機工業会(JEMA)風力発電 風車認証委員(2005年4月~2009年3月)

著者は重電メーカー(東芝 火力発電事業部、電力事業部)に約30年間勤務し、核融合、加速器、超電導等の最先端電磁機器の研究開発に従事後、大学に転出し、再生可能エネルギー、電力システム、パワーエレクトロニクス分野の研究開発を行っている。その強みは実務に裏打ちされた確かな技術力である。単なる理想論ではなく、工学的・経済的見地から物事を客観的かつ公平に見る確かな目を持っている。
実務に立脚した観点から再生可能エネルギー社会のあるべき姿を追求しつつも高度に張り巡らされた現在の電力システムとの協調性にも思いを馳せ、現実的な解を求め続けている実務者でもある。
したがって、著者の講演は、単なる理想論、あるべき姿のみではなく、工学的に正しく、かつ具体的な解に結び付くよう工夫されているので、聴講者にとっては事業上の問題点の解決のヒントになるであろう。また、これから再生可能エネルギーあるいは電力システムの新規事業を考えている方々にとっては将来方向を指し示す羅針盤となり、具体的な新規事業の芽を見つけ出すことが出来るであろう。
あらゆる物が電気で動く便利で快適な現代社会においては、電力システム工学の全体像を把握しておくことは電気・情報系は言うにおよばず、機械系,建築・土木系,化学系は勿論のこと文科系(特に経済分野)の学生、一般人にとっても必要不可欠な知見であろう。以上の観点から、著者は電力関係の技術・知見を次世代に継承すべく、著作活動にも力をいれ、丸善出版より単著4部作を出版し、啓蒙活動も積極的に行っている。具体的には「図説 電力システム工学」電気学会著作賞受賞、「これ1冊で分かる電気回路の基礎」、「パワーエレクトロニクス入門」、「電気のしくみ」の4部作で電気に関するほぼ全てのことが分かるように工夫した。これの著作は、一般の方々に理解して頂きたい電気の性質を“電気をためる”をキーワードに、電気の元となるエネルギー資源論、電気の発明発見物語から説きおこし、発電〜送・変電〜電力貯蔵〜最先端の超電導エネルギー貯蔵まで著者の言葉で直接読者に語りかけ、予備知識なしでも無理なく理解できるよう記述したつもりである。
講演テーマ
再生可能エネルギー発電の普及促進に向けて
風力発電の普及促進に向けて
洋上風力発電
(電気を中心とした)スマートシティ、スマートコミュニティ
今後の電力システムはどうあるべきか
(再エネの)電力系統接続問題
電力貯蔵
本来貯められない電気を貯めて賢く使う方法
電気自動車は普及するか
将来の電気自働車の姿はどうなるか
新型電池に求められる仕様とは
水素エネルギー社会は来るか
空飛ぶ自動車は普及するか
分散電源とは
分散電源社会
著書
(1)「電気のしくみ」丸善、2013年1月30日、嶋田隆一監修、佐藤義久著
丸善出版、A5判242ページ ISBN978-4-621-08539-4、定価2,415円(税込)
(2)「図説 電力システム工学―電気をつくる・送る・ためる!」、丸善(2002年12月)、単著
(3)「パワーエレクトロニクス入門」、丸善(2006年6月)、単著
(4)「これ一冊で分かる電気回路の基礎」、丸善(2008年12月)、単著

以下、オーム社インターユニバーシティシリーズ
編集、分担執筆
「電気回路基礎」、2010年10月発行
編集および分担執筆(序章、第8章~12章執筆)

「電気回路Ⅱ」、2010年8月発行
編集および分担執筆(序章、第9章~10章執筆)

「電気エネルギー概論」、2008年12月発行
分担執筆(第6章、第10章、第12章執筆)
メディア
テレビ出演(東京電力福島第一原子力発電所事故関連)
(1)テレビ朝日 報道ステーション 出演
2011年4月20日(水)21:54~東京電力が公開した福島第一原子力発電所1号機~3号機の
原子炉建屋内映像に関する解説
(2)テレビ朝日 野次馬テレビ 出演
2011年4月21日(木)6:45~(同上)
(3)フジテレビ 新報道2001 出演
2011年4月24日(日)7:30~(同上)
(4)NHKラジオにて解説
2018年9月28日6:43~社会の見方・私の視点
公開日:2018年11月05日 カテゴリー: タグ:
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